最近テレビ等のニュースで、建物の傾きと地盤調査の件について耳にする頻度が増えました。その為かお客様に説明する機会も以前より増えましたので、今回簡単にさわりだけでも触れてみます。
まず、住宅関係では地盤調査の仕方は大きく二種類あり、ドリルに一定の加重をかけてトルク抵抗で調べるスウェーデン式サウンディング方式と、小さな地震を起こして振動の跳ねかえりで調査する表面波探査法の二種類あります。(下記参照)
上記の方法で地盤調査後に、状況解析を行い建物が傾く等の不具合リスクがある場合に下記のような方法で地盤補強を行います。
大きくは3種類の方法となり、表層改良は地面をひり起こしながら硬化剤を混ぜ込み地盤事体を固めてしまう方法。柱状改良は基礎の下に電柱を埋め込んだようなイメージです。小径鋼管杭は支持力がある所まで鋼管杭を何本も繋げて行く方法となります。どの改良方法が良いかは地盤調査後の解析で決定します。他、近年では地盤調査解析のデーター化も進んでいますので、改良工事が少なく出るエリアと多く出るエリアが統計論として話せる用になってきました。
お客様の建築予定地エリアは何方でしょうか? 気になる方おられましたらお気軽にご相談くださいませ<m(__)m>